※XP-penというメーカーのDeco01-V2というペンタブ(板タブ)です。
デジ絵やクリスタなどのアプリを解説するシリーズです。
その4回めです。
このシリーズで説明する項目の一覧です。
1.クリスタ(クリップスタジオペイント)って何? |
それでは解説していきます。
4.デジ絵を始めるなら何がオススメ?
今回は以下を説明します。
1)デジ絵を入力する方法
①パソコンにペンタブ(板タブ)
②スマホやタブレット
③専用のタブレット
2)デジ絵のアプリ(ペイントソフト)
①クリップスタジオペイント
②アイビスペイント
③PCにプリインストールのペイントソフト
それでは個別に解説していきます。
1)デジ絵を入力する方法
①パソコンにペンタブ(板タブ)
前回説明しましたペンタブで手書き入力する方法です。
ペンタブの意味に関しては前編(その3)をご参照ください。
ペンタブの製品はたくさんあるので、筆者が使っているのを紹介します。
XP-Penというメーカーの「Deco 01-V2」という製品です。
買ったとき確か5~6,000円でした。
1年半前に買いましたが、とくにトラブルなく使えています。
A4サイズですが、入力できる範囲は20cm四方くらいです。
たまに狭いと感じますが、モニターも机も狭いし、まぁこんなもんかなと。
もっと高いのを買えばもっと大きいのもあるようです。
パソコンにペンタブ(板タブ)の組み合わせだとパソコンは既に持っている前提なので、ペンタブとアプリを買うことになります。
概算で、ペンタブ6,000円+アプリ5,000円として合計1.1万円ちょっとですかね。
②スマホやタブレット
お持ちのスマホやタブレットにアプリをインストールして使う組み合わせです。
必要なのはアプリ代だけですね。
アイビスペイントは無料でインストールできます。
クリスタ(クリップスタジオペイント)は5,000円くらいです。
今見たら、クリスタはスマホにダウンロードして3ヵ月無料で使えるそうです。
毎日1時間無料という条件つきですが、操作性を確かめるには十分だと思います。
③専用のタブレット
ペイントソフトがプリインストールされた液晶タブレットのことです。
略して液タブといいます。
こちらはワコムというメーカーが有名です。
先のXP-Penも出しています。
安いメーカーのだと7,000円くらいからあるみたいですが、ある程度信用できるレベルだと3~5万円は必要ではないでしょうか。
専用なので使い勝手は良さそうですが、故障したらアウトですね。
全取っ替え、買い替えになります。
PC+ペンタブ+アプリ、スマホ+アプリはデバイス(装置)が壊れたら、その部分だけ買い換えればいいですが、液タブは全取っ替えになります。
それに操作性などの相性が悪いとお金をドブに捨てることになるかもしれません。
④とにかく安く済ませる方法
一番お金のかからない方法、組み合わせは何と言ってもスマホに無料のアイビスペイントです。
スマホを持ってない人はほぼいないでしょうから、実質無料で始められます。
お試しならアイビスペイントがオススメです。
ただし、アイビスペイントにはパソコン版がありません。
エミュレーターというソフトを使ってパソコンのモニターに表示して使えなくはないですが、やっぱり操作性が悪いです。
イメージ的にはスマホに表示された画面がPCモニター上に小さく映し出される感じです。
筆者もやってみましたが、チマチマやるしかなく、操作性はよくありませんでした。
ただし筆者がそう感じたからといって、皆がそうではありません。
スマホに指で描いている中高生はたくさんいます。
小さい画面が苦にならないなら、試してみる価値は十分にあります。
長くなったので、以下を次回ご説明します。
2)デジ絵のアプリ(ペイントソフト)
①クリップスタジオペイント
②アイビスペイント
③PCにプリインストールのペイントソフト
※次回がこのシリーズの最終回です。
(つづく)