超初心者の人むけに描きます。何かを描くとき、うまく形をとらえられない、デッサンやクロッキーで形が歪むという場合の対策をお伝えします。
今回は目次みたいなものを先に書きます。
この記事で説明するコツの一覧です。
1.シルエットだけを見る |
それでは個別に解説していきます。
1.シルエットだけを見る
①物の形を気にせず、シルエットだけを見るようにしてください
手前に出てきているか、奥まっているかは関係なしに、まず輪郭だけを見ます。
それを写したら、現物と見比べて、形が歪んでいないかチェックします。
おそらく縦横比がビミョウに違っているはずなので、もう一度よく見て、縦横比を調整してください。
OKなら下書きの下書きが完成です。
下書きの概要が終わった段階です。
この次は輪郭線の内側の下書きに移ります。
②多角形に置き換える
シルエットを見つけるのが苦手な場合は多角形に置き換えてみましょう。
まずは大きなザックリとした形、辺の数が少ない大雑把な形を描きます。
このとき以下の2つをチェックします。
1)大まかな縦横比がズレていないか
2)線の角度がズレていないか
例えばモナ・リザの場合、左の斜線の角度に鉛筆を当てて、そお~っと紙に持ってきて同じ角度になっているかチェックします。
大丈夫なようでしたら、辺の数を多くして、より本物の形にフィットするようにしていきます。
徐々に1つ1つの辺の長さを短くして、多角形の角の数を増やしていきます。
モナ・リザであれば縦長の台形だったのが、徐々に辺の数を増やして、曲線にフィットするようにさせます。
短い辺になっても1つ1つの角度はチェックするようにします。
(つづく)