何をもって面白いとするかは人それぞれですが、面白いくない構図は誰がみても面白くないものです。
面白いの前に、面白くないを考えてみましょう。
面白くない原因その1
だだっ広いだけ。何が主役か分からない。
水平線、晴れ渡る空と白い雲……だから何?って感じですね。
見渡す限りのうねる大地は北海道などで見ると感動ものですが、絵にしたらツマラナイこと必然。
感動は伝わりません。
面白くない原因その2
奥行きがない。手前だけで世界が閉じている。
そもそも絵は3次元のものを2次元化したものです。
技術が要るので上手い下手が出てきます。
その技術の出る幕がない、手前にあるものだけで構成された奥行きを感じさせない絵はどんなに写実的で上手であっても見飽きます。
面白くない原因その3
動きがない構図。視線が中央のモチーフに集まり動けない。
いわゆる日の丸構図というものですね。
モチーフ(主役)が中央にドンとあって、周りの脇役がとくに仕事していないと、視線誘導されないので鑑賞者はすぐに見飽きます。
次に面白い構図を考えてみましょう。
上記の逆をいくような構図にすると多少は面白くなります。
そのヒント、コツを挙げてみます。
1.主役と脇役がハッキリしている
→ 脇役が主役を引き立てている。
2.奥行きがあり、空間の広がりを感じる
→ 絵は小さな窓であり、その奥に大きな世界が広がっていると感じさせる。
3.視線が誘導されて、動きを感じる
→ 画面の中に何らかの強い線(道や川、橋、山の稜線など何でもOK)があると、人間の目はそれを辿っていくクセがあります。
4.動きや時間を感じさせる
→ 例えば、一瞬を切り取ったもの、不安定で今にも動き出しそう、動いている途中のもの、逆に本来は動くものが動かなくなって何年も経過しているもの、悠久の時間を感じさせるもの……などが考えられます。
まとめ
面白い風景を見つけたら、なぜ面白いと感じたのか理由を考えてみましょう。
美を感じるトレーニングにもなります。
続けることで、面白い構図の引き出しが増えますよ♪
(今回は以上です)