野外クロッキー(速描きスケッチ)に出かけて、なかなか描く場所が決まらないと焦ります。
何でも面白がる能力が無いから、という無言のプレッシャーも感じます。
描くのに1~2時間も掛けるスケッチなら、場所選びが慎重になるのは分かります。
でもクロッキーなので3~8分間くらいで描き上げます。
失敗しても別にいいんです。
なのに見つけられない……。
そんなときは感性が鈍いんじゃないかと自分を責めたくなります。
でもねぇ、公園ばっかり行ってるとワンパターンになっちゃうんですよね。
海とか山とか、もっと別の場所に行けばいいんですけど、それだけのために行くのは大げさだし、そこまで暇じゃないし。
これじゃあマズイと思って、道を重点的に見てみることにしました。
そうしたらY字路があったんです。
なかなか遭遇できないですけどね。
そういえば、ココ何度も通ってるよねと。
なんでそれまで面白いと思わなかったんだろ。
ま、それはさておき。
当たり前ですが、Y字路って、それぞれ消失点があるんですよね。
水平線の上に集まっている点のことです。
そしてもちろん2つの消失点の雰囲気は違う。
1つが賑やかであれば、もう1つは静かだったり、明と暗に分かれていたり。
まったく同じってことは無いと思うんですよね。
渋谷109の交差点もそうですよね。
左が道玄坂、右は東急百貨店方向。
その雰囲気の違いを描き分けられたら面白いなぁって思いました。
こっちで見つけたのは渋谷とは比べ物にならないくらい静かです ^^;
それでも微妙に違う表情をしているのが面白いなと思いました。
写真撮るだけになっちゃいましたけど、いつかチャチャッと描きたいですね。
今日は何とか1つ面白い構図を見つけました。
もうとっくに皆が知っていることかもしれないですけど、自分の中では発見でした。
とくに2つの消失点で表情に違いがあるのが面白いかなぁと気づけました。
(今回は以上です)