今更ながらDVD借りて、3回いや4回観たかな。
それくらいツボりました。
「映像研には手を出すな」の実写映画版。
3人のキャラがクッキリと描き分けられて、しかも説得力があって、それぞれ魅力的でした。
今頃かよとツッコミありそうですが、アニメで細切れに観るより一気に観られて話の筋も分かりやすくてよかったです~。
ただ褒めるだけなら、他にも膨大にコメントあるでしょうし、もっと深い洞察をされてる方もいるでしょうから、ちょっと違う角度からコメントしてみたいと思います(勝手に)。
ラストで女優の子(水崎ツバメ役)の母から「お友だち?」と聞かれて、主役の子(浅草みどり役)が「いえ、〇〇です」と答えるシーンがあります。
ネタバレになるし、大切なセリフなのであえて伏せ字にしました。
まだ観てない人はご自分で確かめてくださいませ。
初めてみたとき、このラストは「隠し砦の三悪人」ではないかと感じました。
違うかもしれませんが、少なくともシナリオライターの方、監督の方は観たことがあるはず。
黒澤明監督の有名な映画ですので。
ちなみに「隠し砦の~」は知らない人でも、スター・ウォーズ第1話(エピソードⅣ)は観たことあるのではないでしょうか。
同じくラストで3人がアップになります。
カッコイイですね~。
スターウォーズは「隠し砦の~」をなぞるように構造を真似していいます。
あ~、コレ書いているうちに思い出しちゃって……なぜかウルウル(ToT)
いや~、よかったッスわ~。
映像研~は新しい時代のというと大げさですけど、なんか違いますよね。
コレまでの大量の映画作品とは一線を画している気がします。
絵でも動画でもアニメでも、とにかく絵に関わる人の熱い思いに感化されただけかな。
いや、制作側の熱い二人と、冷静にツッコミを入れながらも共感するプロデューサー(金森さやか役)のキャラ立てが秀逸だからかな。
生徒会さかき・ソワンデ役のグレイス・エマが意外とカッコイイんだよなぁ、キャラ的に。
あ~、そうか。
登場人物はみんな表のキャラと裏のキャラの二面性を持ってるんだ。
生徒会長は優秀で真面目しかも美形、だけど最後はボケ役というか道化役だもんなぁ。
筆者の好きなシーンは金森氏が3人に棒みたいなものでハリセン的なツッコミをするところと、ラス前で完売ですと言って親指と人差し指で輪っかを作るとこですね。
まだまだいっぱいあるけど、長くなるとネタバレになるのでこれくらいで。
まだの人、絵を描きたい系の人は絶対に観たほうがいい映画ですよ♪
余裕のある人は「隠し砦の三悪人」「スター・ウォーズⅣ」を観て、再度「映像研には手を出すな」を観ることをオススメします。
どれも死ぬまでに絶対観ておいたほうがいい作品です♪
熱く語って痛かったら、失礼しました ^^;
(今回は以上です)