英語で「no pain,no gain」
一般的なのとは別の意味がありそうなんです。
その中編です。
(前編はコチラ)
別の意味とは「先に手放せ」という意味です。
そして、安定を手放そうとしたときに我に返ります。
「オレ、無茶しようとしてない?」
たいていの人はそこで怯んで、元の鞘に戻ります。
それが大人の判断というものです。
そうなるとどうなるかというと、目の前をゴッツイ猛スピードで幸運の女神が通り過ぎるんです 笑。
そして一生後悔するんです。
さらに悔しいから見なかったフリをするか、オレには縁がなかったと自分に言い聞かせるんです。
もう1つ例を上げましょう。
砂漠を歩いているとき、もう水が残り少なくなってヤバイ状態です。
次のオアシスや街などは影も形も見えず、いつになったら着くか分かりません。
ふと気づくと遠くでうずくまっている老婆が見えます。
近づいたら水を分けてくれと案の定、言われました。
水筒には小さなキャップ2杯分の水が有るか無いかくらいです。
親切なアナタは半分を分けてやるとします。
老婆は突然金色に輝く神様に変身し、望みを何でも叶えてやろうと呟く……なぁ~んてことが現実に起こると思いますか? ^^;
思える人はそういう場面が来たとき実行できるでしょうね。
そうじゃない人は実行できないかもですね。
他人なんですから、水を分けなきゃいけない義理はありません。
ココでのポイントは有っても無くてもいいような所有物ではなく、手放してしまうとマジで痛い、本当に必要なものってことです。
もうこれっきりしかない虎の子の1万円札を差し出すのと、100万円持ってる人が1万円を差し出すのでは意味が違います。
これはですね、別に勇気を試すテストではないんです。
ポイントは「空きスペースを作る」ってことなんです。
空きスペースって何でしょう?
思い当たりますか。
(つづく)