風景画を描きたいと思っても、家の近所じゃピンとくる場所なんかなかなか見つからないし、スケッチに出かけるお金も時間もモッタイナイというとき、ありますよね。
あと人物画を描きたいけどモデルさんになってくれる人なんて周りにいないという場合もあります。
1つの方法は世に出回っている画像を参考にして、絶対に著作権違反と言われないように内容を変えて描くという方法です。
風景なら山や川の位置を変えたり、形を変えたり、その両方をやったりして、完全に別物にすることですね。
人物なら有名人、芸能人の顔を別人に入れ替えて、さらにポーズも少し変えて、写真を撮ったカメラマンさんの著作権を侵害しないようにします。
そこまでしなくても大丈夫でしょと思う人はいるかもしれませんが、その絵がヒットして(バズって)目立つようになるとヤバいです。
イラストなど二次元の作品で「トレパク」という言葉をたまに聞きますが、トレースしてパクるのは立派な著作権侵害なので気をつけましょう。
ただですね、個人で密かに描いて楽しむ分にはOKなんですが、公開したりネットに晒したらアウトです。
ちなみになんですけど、筆者はYoutubeでアクリル画を描いている人の絵をけっこう模写していました。
アクリル絵の具に出会ったのが2021年の5月でしたから、そこからガンガン模写させてもらいました。
アクリル絵の具の特性を知るために勉強させてもらった感じです。
でも1枚もブログなどにアップロードしていません。
著作権違反になるからです。
出典を明示して、元の画家さんにリスペクトや敬意を表しても著作権違反であることに変わりはないからです。
出典を示せば、大目に見てもらえるかもしれませんが、それは相手次第というか、淡い期待をするのはアテにならないですからね。
法律違反であることに変わりありませんので、わざわざ危ない橋を渡る必要はありません。
え~、でも顔を変えるとか風景の形を変えるとかムリと思った人にいい方法があります。
それは著作権フリーの画像を利用することです。
ただし注意しないと行けない点もあります。
(つづく)